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by green_ice_0331
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最後、サンスポ。タイトル紆余曲折も、一番辛口。

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19歳・亀田興毅、微妙な判定で王座奪取-WBAライトフライ級王座決定戦
2回、ランダエタ(右)を攻める亀田興毅=横浜アリーナ
WBAライトフライ級王座決定戦12回戦は2日、横浜市の横浜アリーナで行われ、注目の19歳・亀田興毅(協栄)がフアン・ランダエタ(ベネズエラ)に2-1の微妙な判定で勝ち、チャンピオンの座に就いた。10代での世界タイトル獲得は、ファイティング原田、井岡弘樹に次いで日本勢史上3人目。


プロデビュー当時から『亀田三兄弟』の長男として知られ、大胆不敵な言動もあって高い人気を誇ってきた。会場に詰め掛けた超満員の1万5000人が熱い視線を送る中、世界戦初挑戦で辛勝した。

亀田はデビュー以来12戦全勝(10KO)。19歳8カ月での世界王座獲得となり、原田の19歳6カ月に次いで日本人としては史上3位の若さとなる。同1位は井岡の18歳9カ月。

信じられない結末が待っていた。ゴング終了とともに陣営に高々と掲げられるランダエタと、いすに座りぼうぜん自失の亀田。判定を聞くまでもない…と思われたが、意外にも19歳が新王者誕生のコールを受けた。

1回終了間際に右フックで人生初のダウンを喫した。「いままでの世界戦にないようなKO勝ち。豪快にKOしてベルトを取る。それだけ」との宣言とは裏腹に攻勢に出られない。11回はクリンチで辛くもダウンを免れ、12回も連打を浴びて動きが止まりかけた。劣勢は明らかだった。

奔放な言動と不良少年のような風ぼうから元世界バンタム級王者の辰吉丈一郎(大阪帝拳)とよく比較される。しかし天才肌の辰吉と違い、亀田は努力型だ。デビュー当時は荒々しさだけだったが、試合ごとに課題を克服して成長してきた。強打を売り物にしながら、ガードは顔面が隠れるほど高い。1日6時間の猛練習で頑強な肉体を造り上げた。パフォーマンスばかりが注目される19歳の、ボクシングにかける情熱は限りなく純粋だ。

興毅、大毅、和毅。3兄弟の名前の頭文字(興と大と和)には“大和を興す”という、トレーナーを務める父・史郎さんの願いが込められている。日本を活気づけるとの壮大なテーマを背負った3兄弟。豪快なKO勝ちで高笑いというシナリオ通りにはいかなかったが、どうにか夢はかなった。


■亀田興毅の話
小さいときからずっとこのベルトだけ見てやってきたから、やっぱりうれしい。緊張した。正直言って入場から足が浮いていた。初の世界戦で初回やし、ダウンはびっくりした。おれはまだ19歳やし、まだまだ強くなれる。

■戦評
中盤から盛り返した亀田が劣勢の試合を際どくひっくり返した。亀田は1回終了間際に右フックを浴びてダウン。動きが硬かったが、徐々にペースをつかむ。ボディーをこつこつと打ち続け、相手のパンチを必死にこらえた執念が最後に実を結んだ。ランダエタは内容で上回っていたが、あと一歩のところで亀田を倒せず、判定に泣いた。

★史上に残る不可解判定-後味悪い奪取劇

亀田興毅が微妙な判定勝ちで、世界初挑戦で王座を獲得した。全国的に注目された「亀田3兄弟」の長兄の快挙のはずだが、試合内容は亀田選手の「完敗」。予想外の判定に、会場を埋めた亀田ファンも驚き、同選手自身も「不細工な試合をしてすんません」と涙ながらにファンにわびた。

 日本選手で史上3人目の「10代世界王者」を目指した亀田は、1回にいきなりダウン。終盤にも27歳のランダエタ(ベネズエラ)に追い込まれた。しかし、3人のジャッジの判定は2人が「亀田勝ち」、1人が「ランダエタ勝ち」。リングサイドの専門家からは「日本ボクシング史上に残る不可解な判定」の声が上がった。

亀田は、弟の大毅(17)、和毅(15)両選手とともに父親の史郎さん(41)にボクシングを教え込まれ、独特のキャラクターも受けて人気選手になった。テレビ局が同選手の人気に目を付け、全国的な売り出しにも成功。世界戦の前哨戦が高視聴率を稼ぎ、全メディアの注目を浴びた。

その一方で「弱い選手とばかり闘ってきた」「まだ経験不足なのに態度が大きすぎる」などの批判も浴びてきた。

真の実力が問われた初の世界戦では、経験不足をさらけ出し、1回に相手の右パンチを浴びてダウン。中盤に連続パンチで反撃するなど、非凡さも十分に示したが、終盤はスタミナ切れ。11回にはあと一歩でKO負けしそうな場面もあった。

亀田は4歳から空手を習い、11歳からボクシングのジムに通った。至近距離からピンポン球を投げつけて、体をかわす防御の練習など、父親の独創的なトレーニングも受けて成長。「おやじのボクシングが世界に通用することを証明したい」と言って世界戦のリングに立った。

二男もプロデビューし、三男もアマのホープ。亀田父子のリングにかける夢は始まったばかり。一家が初めて手にした勲章は今後も論議を呼ぶ後味の悪いチャンピオンベルトになった。


★記録ずくめ

新王者の亀田は記録ずくめだ。史上3人目の10代世界王者という点に加え、デビュー12戦目の王座獲得は、辰吉丈一郎(大阪帝拳)と名城信男(六島)の8戦目、井岡弘樹と具志堅用高の9戦目に次いで史上5位タイ。協栄ジムからは10人目の世界王者となり、2位のヨネクラジム(5人)を引き離して断然トップ。現役の正規王者が6人となるのは史上最多タイ。日本人と対戦経験がないまま世界王者になるのは史上初という珍記録もある。

★横綱朝青龍も大興奮

注目の一戦とあって、リングサイドには森喜朗前首相、大相撲の九重親方(元横綱千代の富士)や横綱朝青龍、タレントの明石家さんまさんら豪華なメンバーが顔を並べた。最も興奮していたのが朝青龍。亀田に「兄貴」と慕われる存在だけに、勝利の後は「いままで応援してくれた恩返し」の意味を込め、リングに上がって新王者を高々と抱え上げた。「約束通りだ。(7月の名古屋)場所前から、オレも優勝するからおまえも勝ってくれ…と言っていたんだ。夢がかなったよ」と紅潮した顔で大喜びした。

◆ランダエタ
「亀田はこの結果を受けて、もっと学ばなければならない。試合を見ていて分かったと思うが、ただの子供。(再戦は)もちろんやりたい」

ランダエダの、負けたと言うのにこの余裕はなにか。
◆金平桂一郎・協栄ジム会長
「胸にこみあげるものがある。この親子がどれだけの努力をしてきたか、ボクが一番知っている。苦戦したが、興毅の逆襲はすごかった」

◆鬼塚勝也氏(元世界スーパーフライ級王者)
「亀田はきっちり努力し、ボクシングの深さを学んできたんだと思う。練習の土台があったからこその勝利だ」

◆輪島功一氏(元世界スーパーウエルター級王者)
「中盤に盛り返し、終盤よく攻めた。気力の勝ちです。わたしは引き分けかと思ったが、亀田は王者になってもいい勝ち方だった」


輪島さん、マジすか。
ガッツ石松氏や、具志堅氏のコメントを是非お聞きしたい。
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by green_ice_0331 | 2006-08-02 23:18 | ちょっと変じゃない?