記事スクラップ


by green_ice_0331
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

ゴースト・ブライド 中国一地方の風習とは

この21世紀の世の中にはまだまだ人の業を考えさせられる風習が生きているもんだ。
中国で起きた女性連続殺害事件。
貧しい家庭から買われる女性がいる。本人も「見合いのため」と思い込んでいる。でも、この時点ですでに人買いが日常茶飯事であるかのようで、驚く。
そして、この女性は殺される。
まさか彼女も、買われたのは「死んだ自分」であったことなど想像もしなかっただろう。
見ず知らずの死んだ男の妻にされるとも。
思想でも風習でもどっちでもいいが、人間を平気で売り買いしている中国の現状にいまさらながら驚く。
で、上海なんかは時代の最先端都市なんだからなあ。
中国、おそるべし。正直な話、良くも悪くもこのふか~~い国にはなぜか魅かれるものがある。
中国警察、“ゴースト・ブライド”を販売したグループを逮捕 | Excite エキサイト[北京 26日 ロイター]  2名の若い女性を殺害し、その遺体を「死亡した男性の花嫁」として販売していた3人の男を逮捕した、と中国警察が発表した。

逮捕された男の一人、陝西省で農業を営むヤン・ドンハイ(38)は、貧しい家庭から1万2000元(約18万8000円)で女性を買った上、殺害したことを認めた。

木曜日のリーガル・デイリー紙によると、女性は当初、見合い結婚をするため自分が売られたと考えていたが、ヤンは水路で彼女を殺害、1万6000元でその遺体を売り払ったという。さらに逮捕されるまで、ヤンと共謀者2名は一人の売春婦を殺害、同様に遺体を8000元で売却していたことが明らかとなっている。

同紙は、ヤンが「すぐ金になるからやった。へましなければ、もう少し女性を殺すつもりだった」と話していることを報じている。

殺害された女性たちは、中国西部の黄色土壌高地で古くからある思想の犠牲者となった。この地域では若くして死亡した男性が女性の遺体と一緒に墓に入ると、来世で夫婦になれると信じられている。

陝西省・延安の地元警察は、「今回の事件は氷山の一角で、このような遺体の取引は、実際はもっと行われている」とコメントした。

この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております

中国西部の黄色土壌高地で古くからある思想
↑これってどういう思想なんだろうね。興味あり。

【こまめの勝手な注釈  冥婚 】
ええと、中国には、夭折した男女同士を婚姻させて、人としてあるべき生を終わらせてやる、というふうな考え方が確かにあるようだ。
でも、なんだかこれ、中国だけじゃないような気がする。
それはさておき、あるサイトを見つけた。そこに書かれていた極々一部に興味深い部分があった。
人は男女ともに結婚して、男の子を産む。そして、夫婦が死ぬと、ともに埋葬され、その子に祀られる。こういう形をとって、人としての「生」が「宗教的」に完結するという考え方があるそうだ。
こういう思想の元だと、なるほど、未婚のまま若くして死んだりすると、本人のみならず、家族・親族の収まりが悪い。そういう感情を慰めるために様々な風習が存在しているそうだ。その一つが先にあげた「冥婚」だ。

中国では一人っ子政策で男児を優先して産み育ててきたから、嫁不足が深刻なのかもしれない。死んでからも嫁の来てを心配されるなんて、気の毒な気もする。
そのために売られて殺される女性はもっと悲惨なのだが。
[PR]
by green_ice_0331 | 2007-01-29 21:22 | 記事スクラップ