記事スクラップ


by green_ice_0331
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

第一報。それからのいろいろ。

兵庫・尼崎で電車脱線事故
脱線し、マンションに激突したJR福知山線の快速電車の車両。市消防本部によると、男性12人、女性6人の計18人が死亡、負傷者は270人を超えた(25日午前、兵庫県尼崎市)(時事通信社)12時56分更新



実は今、5月21日。一ヶ月過ぎようとしている。事故当時からのことをすこしまとめて書いておきたいと思った。
過去にさかのぼって書くのもなんだけれど、当時はお昼を食べていて、ニュース映像を見てびっくりしたが、死者は16名だった。

その後、どんどん増えていって100名を超えてしまった。

一両目はマンションの駐車場の中に突っ込み、映像で見えているのは平たくつぶれた二両目だった。

若い運転士が事故直前に8mオーバーラン(その後40mであったことが発覚)したことで動揺し、遅れを取り戻そうとしたあげくの事故だと報道されていた。
母がこの運転士にひどく同情していたが、脱線するほどスピードを出す運転士が私には信じられなかったし、怒りさえ感じたものだ。大勢の乗客を乗せていることを感じさせない行動と思ったのだ。

もっとも、JRは置石の可能性があるなどとコメントしていたのだが。

オーバーランの報告が運転士と車掌の口裏あわせでいいかげんだったことや、同乗していたJR西日本の運転士2名が救助もせず上司の指示で出勤したこと、また、事故直後に別管区の職員たち40名ほどがボーリング大会を催していたことなどなど、目も当てられない不謹慎さが暴露され、社長に最大級の罵声が浴びせられた。
自然、マスコミはヒステリックになり、連日報道される記者会見は取材ではなく糾弾の場になり、さすがに世間の顰蹙をかった。ただただうなだれるJRに被害者に代弁者であるかのように振舞う記者たちが、うすっぺらい正義感を振り回しているように見えたのだ。なかでも、もっとも目立った記者が読売新聞所属であることがわかり、読売新聞は謝罪記事を出す始末。

また、遺族やマンション住人がマスコミにさらされ、言いたいことを言った人たちが逆に非難されるということまで起きた。

平凡な生活から一気に尋常ならざる状況に追い込まれた人々が取り乱し、その原因を作った相手に食って掛かるのは当たり前だ。
それを見苦しいと思うのは勝手だが、わざわざ電話かけて嫌がらせをする輩がいる。

線路の置石や自転車放置の事件があいついで起こっているのは何を象徴しているのだろう。
多くは子供や若いやつの仕業だ。
どうなるか見たかったそうだ。十分見ただろうに。自分の手で起こしたかったんだな。どういう感情が欠落すればこういう行動をするんだろう。


献花台の花が1万を超えたそうだ。献花台ひとつ作るのにも一騒ぎあり、JRに「台を作れよ!!」という男性にマスコミが群がっていた。

変な話だが、私はかねてから生ものである花を誰がどう処理するのか気になっていた。(多くは周辺住民だったりするし、だったらこれも考え物だな、と)
JRは担当の職員がいて、近くの神社にトラックで運び、お炊き上げをしてもらっている、という記事をみてずいぶんほっとした。

騒ぎの裏で汗をかき、涙をこらえて働いている人々だっているんだ。

そういうところももっと報道してやれよ、と思う。そんなことしたらJRの肩を持つのかと批判されるからしないんだろうが、不公平だ。
事実ってひとの好き嫌いで存在するわけじゃなし。
裏と表を交互に報道してこそ、マスコミの存在価値があるってものじゃないんだろうか。

なにもかも一緒くたになってヒステリー起こして、大騒ぎしている。
どっしり構えて現実に向き合っている姿はどこにも見えない。
それがすごく不安だ。
[PR]
by green_ice_0331 | 2005-04-25 16:45 | 尼崎脱線事故